「もりもり鉄道」の前身「森林鉄道」

 「もりもり鉄道」は正式には「森森鉄道株式会社」であり、

 2006年6月に前身である国有「森林鉄道」から引き継いだ民営会社です。



 母体の鉄道は、国内の経済活発化につれて国の木材需要が増加、国家財政に役立てる主旨から

 国の直営による木材輸送鉄道として1977年に建設された我が国最初の鉄道が母体の「森林軌道線」である。

 当時の管轄は営林省が担当していた。

 林産物の輸送を目的としていた「森林軌道線」は道路整備の遅れていた地域にとっては、

 山村集落の生活物資の輸送にも活躍していた。

 この国唯一の軌道鉄道として発足した「森林軌道線」は国の経済発展とともに林産物の輸送から

 旅客輸送や貨物輸送へとその役割が変貌することになる。



 2005年2月、今まで担当していた営林省から交通省に管轄が変更になるとともに、

 国有「森林鉄道」に名称変更となり、路線は大きく拡張されて鉄道輸送不動の地位を確立、

 この国の高度経済成長に大きく貢献してきた。

 一時期はこの国にも「鉄道ブーム」が到来し「森林鉄道」が一世を風靡した最盛期もあったが、

 「鉄道ブーム」以降落ち着きを見せていた。



 この国の経済状況が高度経済成長期から安定期に流れていった2006年4月、

 急転直下で国会に「民営化法案」が提出された。

 国民的議論を呼んだが国会審議はスピード決着、

 2006年6月には民営会社「もりもり鉄道」として新たなスタートを切る事になる・・・



 28年続いた「森林軌道線」から改名された「森林鉄道」はわずか1年4ヶ月という短命に終わる事となったが、

 その濃縮された急発展と大いなる活躍は民営化された「もりもり鉄道」へと引継がれ、

 古き良き時代の維持保存とともに新しい形での発展に期待が集まる。


 mmRR