「湘南」へ

 東京の保育園を卒園する1ヶ月前、いわゆる小学校入学直前に神奈川県茅ヶ崎市に引っ越しました。

 当時の東京は光化学スモッグなる公害が多発しており、

 喘息ぎみだった私が空気の良い場所で生活するという理由からの引越しでした。

 保育園卒園までの1ヶ月間、私は最寄の辻堂駅から毎日戸越公園の保育園に通園しました。

 当時の東海道線は80系が主流で、2面窓の運転台が愛嬌を感じ車内は木製の造りで、

 何となく焦げ臭い匂いがとても印象的だったのを覚えています。

 そんな80系は森森鉄道では主要車両として登場します。

 さて茅ヶ崎も(茅ヶ崎といっても茅ヶ崎市と藤沢市の境辺りに住んでいた為、最寄の駅は辻堂駅でした)

 昭和40年代後半はまだまだ田舎で、新居のアパート前は整備されていない荒地が広がり、

 近くには田畑がたくさんありました。

 書くまでもありませんが茅ヶ崎市(辻堂駅界隈)は南に湘南海岸があり、北には赤羽山という小さな山があります。

 海では海水浴、山では昆虫採取をよくしました。

 私がよく行った辻堂駅周辺の店としては、アパートに風呂がなかったので駅前の銭湯やお菓子屋は常連でしたね。

 先述のアパート前の荒地もやがて整備され立派な公務員住宅の団地が立ち並び、

 うちのアパート周辺の人口は一気に増加しました。